「ロジカル面接術」感想というより私の就活観
何かの批判をするっていうのはあんまり好きじゃない。
なんか気持ちがもやもやするし、否定するだけで解決策を言えないっていうのは自分の考え不足だと思うから。
だから今回は本の内容にはほとんど触れないけどその代わりに自分が頭の中で言語化したかった人生選択と就活について書こうと思う。
ちなみにこの本は図書館アルバイトに入っていた時にたまたま返却されて、世の大学生の就活とはどんなものなのかしらと思って読んだもの。
題名にロジカル入れるなら目次をロジカルにしてほしかった。
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冒頭からお察しがつくように私は世間が考える“従来の就活”に疑問を抱いている。
就活の話をした人には結構言ってたけど自分のこの気持ちをうまく言語化できなくてただいろんな人を余計に混乱させただけだった気がする...ごめんなさい。
謝罪と私の大切な人たちへの感謝の意を込めて就活の話をリベンジさせてください。
もしよかったら、気が向いたら、、読んでください。
①このやろ~人生
②自分の脳内をクリアにする方法
③就職先の選び方・探し方
の三本立てでお届けします。
①このやろ~人生
「このやろ~人生!!!ワシは平和に生きたいだけなんじゃ!!なのに!!就活は俺を縛り付ける!!ただ、ただ普通に就職して平和に暮らしたいだけなのに!!!」
こう言いながら就職した後、苦しんでいる知り合いをわたしは何人も知っている。
私は心から苦しみたくないと思ったし、日本で苦しむ人が沢山出没することが不思議でもあった。
考えた末に出た結論は、
”就活の時期は内定をとることが目的ではない。人生の羅針盤をこさえるための時期だ。”
ということ。
最初に一つ、一旦すべての悩みを忘れて“これからの自分は幸せになるための羅針盤を作るんだ”と思ってほしい。
「そんなとびっきりの幸せ者にならなくたっていい。」
「意識高い系のエネルギーがどこから湧いているのか分かんないし自分は省エネで適度にお金貰って休日に趣味を嗜んで、それと結婚して子供がいたらもう十分満足かな。」
でも、人は大きさこそ様々だが少なくとも“不幸”であることを幸せに思う人はいない。
なぜならそれは不幸だから。
“幸せ”を幸せって思わない人っていないと思うんですよ。
なぜならそれは幸せだからですね、はい。
そして「大きな幸せを手に入れるには大きなエネルギーを要する」ではなく、
「幸せは自分に大きなエネルギーを与える」が正しいと思っている。
傍から見るとすんごいエネルギーを消費して意識高い系だし疲れるんじゃないの?って思うかもしれないけど、それはただエネルギーが漲っているだけで消費はしていないのです。
「疲れないの?」じゃなくて、むしろ「疲労回復」なのです。
「意識が高い」じゃなくて「意識がある」だけなんです。
とりあえず、幸せになることは大変なことじゃないことをまずは知ってほしい。
でも一つだけ必要なことがある。
それは「選択すること」。
作家である本田健という人が、転職したいけどリスクを考えたときに踏ん切りがつかず仕事をやめられない人にこんなことを言っていた。
「あなたは努力しても幸せになれない道を歩むことを選択している。」
不幸なのは、満たされないのは周りの環境のせいではない。
自分がそこにいることを選択しているだけなのだ。
だから幸せになるという道をはっきりと選択することが大切だと思っている。
そして幸せになるための選択肢は沢山あることも知ってほしい。
選択肢をどうやって作るんじゃ!という声が聞こえたので私が知っているその方法を紹介します!
②自分の脳内をクリアにする方法
二本目はこんな題名にしたことには理由があって、この方法は
“幸せになるための人生の選択肢を作る”だけじゃなく、“混沌とした脳内をいつ何時もすっきりクリアにさせることができる”から。
脳内をカオスから救い出す魔法、それは「KJ法」。
川喜田二郎さんの「発想法」っていう本に書いてあった。(著者のイニシャル繋げただけ)
KJ 法は、付箋など小さなカード上の紙に思いついたことを書き、それをグループ化していくことで頭の中にある思考をまとめ上げていく手法のこと。
https://swingroot.com/kj-method/
まとめてあるサイトを見つけたのでよかったらご参考まで。
これで脳内を可視化できる。
簡単に言うと
1.1つの紙切れに1つのアイデアをできるだけたくさん書く
2.小さいグループにまとめる
3.だんだん大きいグループにする
4.そのグループに題名をつける
5.文章化する
この方法を使って人生の輝かしい選択肢を作ることをお勧めする。
具体的に言うと、
- お題は「幸せになれる人生の選択肢を作る」
- そのために人生で大切にしたいもの・欲しいもの・これまでの人生で得たものなど人生に関わる思考をねじり出す。(人生年表をお勧めしていたのはこれが理由)(人生で嫌なことも書いていいけど幸せな人生を選択するうえではあんまりいらないかも。欲しいものと区別するためには知っていていいと思う)
- できるだけたくさんのアイデアを出したら選択肢を作ることを見越して小さいグループにまとめる。
- だんだん大きくして選択肢を作っていく。
- 分かんなくなったらいろんな人に助言してもらう。作ったグループから選択肢を考えてもらう。
さあ、あとは自分が選ぶだけ!!人生に幸あれ!!!!!
といいたいところだけど肝心な職を得るところまで行ってない。
お気づきの方もいるかもしれないが、ここからがようやく私たちが考えていた「就活」の始まりです。
そしてここからも選択することが大事です。
③就職先の選び方・探し方
今、「こんな人生の選択肢に進みたいな」って思っている。
そんな時に、どんな時も選択肢は沢山あることを知っていてほしい。
・ネット
・本
・人に聞く
他にもあると思うけどとりあえずこれだけ。
私がおすすめしたいのは、
- とりあえず就活サービスとネットを使ってKJ法で決めた選択肢に近いところを探す
- 面接を受けたときに面接官に自分の選択肢について話して心当たりがある会社を教えてもらう
- 教えてもらったところを調べて、面接受けて、選択肢を聞く
- 繰り返し
新人を募集していなかったらメールで連絡する。
自分の気持ちを話したら理解あるところはたいてい聞いてくれる。
エネルギーはいらない。強いて言うなら連絡するときに少し勇気がいるかもね。
でも就活で何社も受けてお祈りメールに心臓握られるよりきっとわくわくすると思います。
以前研究室の先輩と話しているときに就活を一本の木に例えて話した。
多くの人がする就活はこの一枚一枚の葉がどんなものがあるのかを分析して、そこから自分に合いそうなものを探していくスタイル。上から下に流れる感じだと思っている。
ここまで書いてきたことは下から上に行く流れかなあ。
この方法で全選択肢内定取れなかったらどうするんだ!って声が聞こえてきそうだけど、葉っぱ→根っこの流れで会社決めたあとから志望動機考えるよりKJ法で考えつくした末に出てきた会社の面接では芯のある理由は必ず言える。
なぜならKJ法で最終的に文章化しているから。
以上
“人生の羅針盤をこさえる”
これが私の考える就活というか、人生で通っていていいんじゃないかなーっていう選択肢。もちろん他にも選択肢は自分自身で用意することができる。
「課題の分離」(嫌われる勇気参照)実行人間なので羅針盤を作る選択をしなかった私の大切な人々に対し興味をなくすことはないです。
ただ、これが私の伝えたかったことです。