感想書ききれなかったまとめ①
感想書く時間不足だった本たちの天国
1.タネが危ない
種子法の廃止、種苗法の改定が国会で大した議論もされないまま決定したことを知ってから読みました。
タネの歴史と今がなぜタネを買う時代になったのかが書いてあった。
雄性不稔の個体をF1種子を作るために利用していることが多いけど、ミトコンドリア異常個体を大量生産しているわけで、現代の男性の精子の数が激減していることと関係があるような気がしている。
2.タネはどうなる!?
似たような題名(笑)
内容はこっちの方が政治のタブーについてがっつり触れていたような気がする。
非情に非常に勉強になりました。
種子法が日本にあるタネを守る法律で、それが国会の数時間の議論で廃止になってしまい、そのことで大手海外種苗メーカーの参入がいかに簡単になってしまったのかを書いてあった。
この本を読んでほんの一部だけど政治の話を知ってもっと勉強したいと思った。
3.聖なる予言(ジェームズ・レッドフィールド)
沢山感想はあるけど頭にとどめるのが丁度いい気がする。
”偶然の一致”は人生において重要な役割を果たすっていうことは覚えておきたいと思った。小説として読むかどうかは読者の考えにゆだねられる本だと思う。
今後、この本のことを思い出すことは増えるだろうなという気がしている。
4.イリュージョン(リチャード・バック)
村上龍が和訳しているバージョンがどうしても読みたくて読んだ。
傑作だった。とにかく小麦畑に吹く夏の風っていう感じ。
”夏”という言葉の使い方が村上龍って感じだった。
すぐ読めるのでおすすめ。